桜の良い季節になったので、志摩市横山の散策をして来ました。
横山は志摩市でもよく桜が咲いている場所になり、時期によっては桜祭のイベントも行われております。
http://www.kanko-shima.com/new/sakuramatsuri/sakuramatsuri.html残念ながら明日4月7日に予定されていたイベントは荒天により中止されたみたいですね…
最初は「創造の森 花菖蒲園」の方に車を止めて散歩を。
自然がいっぱいでいいです。
その後気が向いたので、歩いて展望台の方に登り、また散策を。
良い感じの展望台がありますね~
パノラマ展望台だそうです。
写真では伝わりにくいですが、実際にはリアス式海岸が一望できてなかなかナイス。
多少奥に歩いてかなきゃ行けないのですが、なかなかお薦めできる眺望です。
このパノラマ展望台に向かう途中にあったのが
「なごらの浮石」です。
事前知識なしに見たので、石山荘に戻り気になり調べてみると。
http://www2.ocn.ne.jp/~amagaku/simagaku61.htm
~引用させて頂きます。なごらの浮岩
横山の第二展望台へ行く途中に、三つの石が祀ってあります。
かつてこの石は鵜方浜の入口、長原の海中にあり、潮が引くと見えることから「なごらの浮岩」と呼ばれていました。
この浮岩に舟の「櫓」が当たると祟りがあると言われ、漁師はたいへん恐れ、皆,この岩を避けて通ったという。
ある時、越賀の漁師権太夫ら5人が青峰山へお参りに行くため、鵜方浜へ舟で着いた。
参拝が終わり鵜方浜から帰るところ、「なごらの浮岩」に「櫓」が当たって、しばらくして権太夫は死んでしまった。
また、木次郎、サワという夫婦が船越から鵜方に移ってきた。
木次郎はかつお釣りのエサを売る商人で、サワは海女であった。
ある時、木次郎は浜島へ行く途中、普段見えない「なごらの浮岩」が浮いているのを見て、サワにそのことを話した。
その夜、サワの夢の中に浮岩が現れて「我は、なごらの竜神石じゃ、早く陸へあげて祀ってほしい。」と告げられた。サワは夢のことを木次郎に話した。木次郎は、我々だけでは、あの石は上がらん。近所の人たちに手伝ってもらおうと皆に頼んだ。
竜神石を海から上げるのに良い大潮の日がきたので、木次郎夫婦と村人が舟に乗り、石を上げようとしたが、重くてなかなか上がらなかった。
そこで海女のサワが海に入り、石に綱を掛けて引っ張り上げ、やっと三つの石を上げた。龍神石は木次郎の家の裏山へお祀りすることにした。またサワの夢に竜神石が現われ、「我ら三つの石は、元々横山の神の使いであるから、横山に祀ってほしい。」と告げられた。
木次郎とサワは横山の中程で鵜方浦がよく見える場所に竜神石を祀った。
それ以来、鵜方浦のたたり石がなくなり、八大竜王が舟の安全を守ってくれて、大きな船でも自由に通ることができるようになったという。
以上引用させて頂きました。
写真には写っていませんが、よく人とすれ違います。
散策に来られる方も結構居らっしゃるみたいです。
こちらは菖蒲園の方ですが、車から降りてすぐにこんな感じの場所に行けます。
多少歩けば自然と歴史があり、見晴らしの良い展望台もあります。
ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン1つ星も獲得しており、志摩市に宿泊やお立ち寄りでお越しの際、横山展望台は晴れた日にはお勧めスポットです。